こんにちは!
山本通産メルマガチームです。
本日は、水系のインクジェットインク向け分散剤にお困りの方にオススメの材料をご紹介いたします!
■トラブルを引き起こす「分散剤」の悩み
近年インク業界では環境への配慮から”脱溶剤化”が進んでおり、 インクジェットのインキも「水系」のものが注目され、開発も進んでいます。
確かに「水系」のインクジェットインクは環境にやさしく市場も拡大傾向にありますが、気をつけたいのが「分散剤」です。
じつは品質に直結する「分散剤」によっては、成分が沈澱したり、粒子の大きさがそろわなかったりと、トラブルを引き起こすケースが見受けられるからです。
分散剤の「分散性」か、それとも「安定性」か。 どちらかに重点をおくと片方の性能が不足するケースも多いのが実情です。
はじめはうまく分散できたとしても継時安定性に欠けてしまい、インク化できないなど様々な懸念事項があります。
価格やメーカー名で安易に「分散剤」を決めるのは、リスクがあるのです。
■抜群の「分散性」「安定性」をもつオススメの分散剤はこれ
そこで、オススメしたいのが、こちら。
ルーブリゾール社の分散材SolsperseJ400です!!
インクジェットで使用されるカーボンブラック、有機顔料に対して高い分散剤と安定性を付与する優れた製品です。
■安定した粘度・粒子径の形成が可能!
ルーブリゾール社がもつ特殊な技術により SolsperseJ400であれば、
1. 低粘度化:初期から低粘度化が可能
2. 細かい粒子径:細かい粒子径の形成が可能
3. 粒子径の安定性:分散粒子径の安定性が改善される
4. 粘度の安定性:様々な保存条件での粘度安定性の付与が可能
このような特徴があります。 インクの突出の際、またインク貯蔵中においても、最適な分散粒子径、安定した粘度を保てるのです。
■粒子径を小さくする場合は2段階の分散を推奨
なお、標準的に二段階での分散を推奨しています。
・1段階目:1次分散は大きめのビーズ(1mm)を使いビーズミルでプレミックスを行うことで、凝集した粒子を DV90 で450nm 以下に解砕します。
この1次分散の後は、水を加え顔料濃度を下げます。
・2段階目:2次分散は小さいビーズ(0.05~0.1mm)を使ってビーズミルで分散を行うことにより、 DV50 で 100~150nm の平均粒径まで小さくすることが可能になります。
■分散剤に迷ったらぜひご相談ください
ルーブリゾール社のSolsperseJ400は、 分散剤の「分散性」「安定性」どちらも満たす優れた商品です。
日本ルーブリゾール株式会社の分散剤Solsperse J400
もし、水系インクジェットの分散剤について、「どの分散剤を使うか迷っている」「もっと安定性や分散性に優れた製品がほしい」というご要望がございましたら、一度本製品をお試しなさってみませんか?
本商品について詳細が聞きたい、確認したいなどございましたら、 どうぞお気軽にお尋ねください。
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