機能性

【売れる機能材シリーズ】Vol.4 失敗しない「水系塗料向け添加剤」の選び方

こんにちは!
山本通産メルマガチームです。

本日は、失敗しない「水系塗料向け紫外線吸収剤(UVA)・光安定剤(HALS)」の選び方をご案内いたします!

【水系塗料向けUVA・HALSは、どれでもいいというわけではない】

国内外で環境問題を意識した対策が強く求められているいま、
塗料や印刷インキも、溶剤系から水系製品に転換する動きが活発です。

確かに、溶剤系塗料は大気汚染物質の原因の1つであるVOC(揮発性有機化合物)を排出してしまうことから、環境負荷の少ない水系塗料への切り替えは時代の要請でもあり、避けられない現実です。

ただ、水系塗料を開発するとき、気をつけたいのが添加剤の選択です。
特に、耐候性を上げる紫外線吸収剤(UVA)・光安定剤(HALS)の選択には困っている方も多いのではないでしょうか。

ご存知のように、一般的なUVA・HALSを水系に使うには難点があります。
例えば、「水との馴染みやすさ」。
一般的な高耐候用UVA・HALSは水系塗料には馴染まないといった問題があります。
また、水に馴染むようなUVA・HALSは、耐水性がなくブリードアウトしてしまうという懸念があります。

つまり、
水系塗料の耐候性を高める良質なUVA・HALSこそが、水系の塗料や印刷インキ開発の成否を決定するのです。

【水系塗料の高耐候化が実現できるUVA・HALSは、これ】

そこで弊社がおすすめしたいのが、こちら。

BASF社のTinuvin DW ECOシリーズ

相溶性・耐水性を気にすることなく
高耐候の水系塗料・印刷インキを開発できる、非常に優れたUVA・HALSです。

【相溶性・耐水性が高い理由は「ポリマー化」】

BASF社のTinuvin DW ECOシリーズは、水系へのハンドリングの良さが大きな特徴です。

粒子径が細かく、透明性が高いことや、界面活性剤を大量に使用せず、耐水性の高い高性能なTinuvinを使用し、雨水などと共に流れ出にくい工夫をしています。
もちろん溶剤フリーなので、安心です。

このほか、

・良好な貯蔵安定性
・低粘度の液状製品
・攪拌のみで水系へ添加可能
・溶剤に依存することなく混入可能

など、非常に扱いやすいうえに、
高耐候で高品質な水系塗料・印刷インキが開発できる、すばらしい工業用添加剤なのです。

Tinuvin DW ECOシリーズ カタログ

【透明性が高いのもポイント】

BASF社のTinuvin DW ECOシリーズであれば、
他社品と比べて透明性が高く、色彩を鮮やかに見せることができる上に、耐水性を気にすることなく高耐候の水系塗料・印刷インキを開発できます。

本商品について詳細が聞きたい、確認したいなどございましたら、 どうぞお気軽にお尋ねください。
お問い合わせをお待ちしております!

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