こんにちは!
山本通産メルマガチームです。
近年、軽量化のニーズが増え、アルミ素材の出番が増えています。
そこで今回は、アルミ加工油向けのリン系防食剤を紹介したいと思います。
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◼ 便利だけれど面倒なアルミの加工油問題
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水溶性の金属加工油を使うときの悩みは、錆と腐敗ですよね。
特に金属加工油が一度腐敗すると非常に厄介なのはご存知の通り。
現場での様々なトラブルにつながります。
アルミ加工は鉄と異なり、金属加工油のpHを上げて処方を組むには注意が必要です(変色するため)。
そのためリン系の防食剤を選択するケースが多いのですが、リン系の防食剤を含んだ加工油は腐敗しやすいため、前述のようにトラブルにつながってしまいます。
使わざるを得ないけれど、使うと面倒くさい。
これが、リン系防食剤を含む加工油に関する現場の悩みではないでしょうか。
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◼腐敗が出にくく、使いやすい
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そこで今回ご紹介するのは、こちら。
「リンは腐敗しやすい」という従来のリン酸エステルのイメージを払拭する製品なのでご安心ください。
大きな特徴はこの3つ。
①アルキル基がリンに直接、結合している構造のため、加水分解しにくい
②腐敗の原因になる無機のリンを排出しにくい(無機リン酸)
③pH:10程度の処方でもアルミの変色を防止できる
原体は固体ですが、アミンや水で希釈しハンドリング性を向上させた製品を取り揃えております。
腐敗を防げることなどから、油の長寿命化が期待できコスト削減に貢献できる点も魅力です。
少量添加でアルミに防食機能付与でき、潤滑性も良好、鉄への防錆にも使えます(18%アミン希釈品の場合)。
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◼厄介な機械トラブルを未然に防ぐ
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クラリアント社のHostaphat OPSシリーズを使っていただくと、
加工油の錆と腐敗という問題が解決し、油の入れ替え費用や手間も削減できます。
リン系防食剤を含む加工油を使ったときの悩みだった機械トラブルからも解放され、
機械をスムーズに稼働させることができます。
近年、要望、実績が急増のHostaphat OPSシリーズです。
ぜひサンプルで実物をお確かめください。他多数の防錆剤取り扱っているので、不明な点はいつでもお問合せください。
商品について詳細が聞きたい、質問したいなどございましたら、
どうぞお気軽にお尋ねください。
お問い合わせをお待ちしております♪