こんにちは!
山本通産メルマガチームです。
本日は、次世代技術の開発に欠かせない「赤外線吸収色素材」をご紹介します。
【赤外線のコントロールが大きな課題に】
5G通信技術や、自動運転を実現させる画像認識技術では、「赤外線のコントロール」が精度向上のポイントになります。 ただ、既存の近赤外線カットフィルターでは、
・近赤外線以外も一律に反射してしまう
・無線通信の電波に影響する懸念がある
など欠点があり、技術開発のネックになっています。
赤外線をうまくコントロールして画像認識の精度を上げたり、通信電波を邪魔させないためには、近赤外線の波長を選択的に吸収してくれる素材が必要です。
そこでおすすめしたいのが、こちら。
日本カーリット社 近赤外線吸収色素材「CIR」です!
【圧倒的な優位性、しかも環境にやさしい「重金属フリー」】
日本カーリット社 近赤外線吸収色素材「CIR」には下記特徴がございます。
・近赤外線(波長780~1,500nm)を選択的に吸収
・可視光(波長380~780nm)の吸収が少ない、高い可視光線透過率
・重金属フリー ・顔料系は自己分散型(耐熱性向上)
「CIR」は染料タイプと顔料タイプの2種類取り扱いがあり、 イメージセンサー、機能性インクなどに使用実績がございます。
近赤外線を吸収する色素顔料を工業的に生産するのはカーリットHD傘下の日本カーリットだけです。
【無機系では対応が難しい用途でも使用可能!】
「CIR」は有機系のため、電気を通さないことから部品の小型化、薄膜化に貢献します。 赤外線をコントロールにお困りの場合、ぜひご検討ください。
商品について詳細が聞きたい、質問したいなどございましたら、 どうぞお気軽にお尋ねください。 お問い合わせをお待ちしております!