弊社が扱った顔料を使用した車は、有彩色の国産車の半分以上!
顔料は無機顔料と有機顔料に分類されます。無機顔料は鉱物や土、合成の金属化合物から作られた顔料で、有機顔料は石油化学合成などから作られた顔料です。無機顔料は耐候性、耐薬品性に優れており、有機顔料は発色に優れています。
代表的な無機顔料にパール顔料やアルミ顔料といった光輝材が例にあげられます。パール顔料は、天然雲母(マイカ)と酸化物から作られたカラー顔料。アルミ顔料は、金属メタリック調を出す顔料です。これらは主に自動車塗料や化粧品ボトル、印刷インキなどにも使用されています。
自動車の色は流行に敏感であるため、私たちは自動車のトレンドカラーを先取りし各社に顔料の提案を行っています。
最新の有機EL,LCD向け顔料で、TVのディスプレイをより鮮やかに!
パソコンやTVなどに用いられるディスプレイの鮮やかさのもとは、赤、緑、青を基本に構成されたカラーフィルターです。この3原色のもとになる顔料が有機顔料です。
このカラーフィルターは、ディスプレイの色を左右する生命線となっており、最近では高輝度、高色再現性が求められるようになりました。弊社はこの需要に対応できる有機顔料でカラーフィルターの性能向上に貢献しています。また、次世代ディスプレイの有機ELなどに対応した顔料も取り扱っております。
その他、印刷インキやインクジェットインキ、トナー、光の波長をコントロールする分野・用途にも私達の扱っている顔料が、着色力や耐候性、耐退色性などを求められる業界に今では大量に使われています。
「顔料」 保有材料一例